家から大文字の送り火を♪
2011年 08月 18日
京都の夏の風物詩、「五山の送り火」の日です。
お盆に帰ってこられていたお精霊さんを送るための行事です。
一番最初に東山の如意ヶ岳の「大文字」が灯り、「妙法」「船形」「左大文字」「そして一番西端の「鳥居形」と順にそれぞれの山に送り火が灯ります。
今年は震災にあった陸前高田の松並木の松の薪を迎え火にとのことでしたが、紆余曲折があり、結局最終に使用中止となってしまい、陸前高田の被災者の方達には大変申し訳ないこととなってしまいました
大文字保存会は、陸前高田の薪に被災者が書かれたメッセージを護摩木1千本に書き写されて焚かれたようです。 保存会の皆さんもいろいろご苦労なことだったでしょうが、いまいちすっきりしない気持ちが残ります。
家の屋上からビルの谷間越しに大文字の送り火が見られます。
今年は家のお精霊さん、そして東日本大震災で犠牲になられた多数の方々のご冥福を心より祈りながら送り火を見送りました。
↓家の屋上より。
家は京都市内の南側になりますので「大文字の送り火」も南側(向かって右側)から見ることとなります。