雨の祇園祭山鉾巡行 (平成18年編)
2006年 07月 17日
朝から雨です。 せっかくの山鉾巡行だというのに。
いつもは御池通(おいけどおり)の広い通りから巡行を見るのですが、今日は近場の四条通にしました。
観覧者でさえ、雨の滴がちょっとあたるだけで冷たいのに雨の中、関係者の皆さん大変なことです。
巡行後の濡れた山や鉾の後片付けも大変でしょうね。
四条通の途中で保昌山が待機していました。
保昌山も今から巡行に出発です。 雨の中ご苦労様です。
保昌山の後になる見送りの飾りも素晴らしいですね。
長刀鉾です。
四条通りに着いたときは通り過ぎた後でした(^^ゞ 追いかけてみましたが、四条通の人の波に断念。
長刀鉾の今年のお稚児さんの顔が見たかったのですが。
油天神山の山です。 山にはしっかりビニールを被せてあります。
お付きの方達も雨の中大変ですね。
函谷鉾がやって来ました。
長刀鉾以外はお稚児さんはお人形です。
昔はそれぞれの鉾にお稚児さんがいたのですが、鉾から落ちる事故などで今は長刀鉾のみとなりました。
函谷鉾でお囃子をやっておられるお知り合いのご主人がいます。
いつも粽を頂いているので写真を撮って見ました。
鉾の中には50人も乗っておられると聞いていますよ。
(お知り合いによると雨がきつくて今年は60人も乗っていたそうですよ。 あの中に60人、ギュウギュウでしょうね。)
鉾の屋根の上の「屋根方さん」です。
鉾の上に伸びている真木の動揺を加減したり電線等の障害を調整します。
細い道に入ったときなどに電柱などにぶつからないようにもします。
帰りの新町通などの細い通りを電柱を避けながら鉾が通っていくときに活躍されるんですよ。
なかなか、見応えがありますよ。
「音頭取さん」です。 鉾の方角を90度変える辻回しの時が一番大変みたいですね。
下にいる方は「車方さん」です。 鉾の車が動きやすいように色々と操作します。
辻回しにはこの車方さんが、車の下に割った竹を差し込み水を掛け、音頭取りさんの掛け声で曳き子さんが一気に鉾を引っ張って方向転換させていくわけです。
前が鶏鉾でその後に来るのが月鉾のような感じです。
こちらは前が月鉾、その後方に見えているのは菊水鉾と放下鉾かな?
雨もきつくなってきたので今年はこれにて退散でした(*^_^*)