龍安寺から嵐山大河内山荘へ♪ (その3)
2013年 04月 26日
大河内山荘の回遊式庭園の茶室「滴水庵」のお庭をゆっくり鑑賞、
その後、回遊式の散策路を上がっていくと「嵐峡展望台」となっています。
と言っても大人一人か二人が立てるような石が配置されているだけです。
その石に上がると少しだけですが、保津川が流れる↓保津峡が見えます。
そして対面の嵐山の中腹には、↓「大悲閣千光寺」のお堂が小さく見えます。 望遠レンズで引き寄せましょう。
嵐峡展望台となっていますが、高さがたりません。 木々も邪魔をして視界が狭い感じで残念です。
一寸余談ですが、もっと開けた保津峡をご希望でしたら亀山公園の展望台へ♪
この嵐峡展望台のすぐ隣りが亀山公園の展望台になります。 亀山公園の方が高い位置になるため
保津峡の眺めは、だんぜん良いですね。
紅葉時期の↓亀山公園展望台からの保津峡です。 左の嵐山中腹に「大悲閣千光寺」がみえますね。
亀山公園の展望台は無料ですのでこの眺めは値打ちがありますよ(笑)
でも、お庭は大河内山荘の方が素晴らしいですけど(笑)
大悲閣千光寺は、お堂があるだけですが、保津峡や遠く比叡山や京都市内が見ることができ、お寺までの道中の保津川沿いの散策路も静かで良いです♪
こちら←に少しですが、千光寺を以前のブログで紹介しています。 よろしかったらどうぞ。
大河内山荘に戻ります。 その後、再び散策路をさらに上がっていきます。
景色がよく見渡せるところにでます。
望遠で引き寄せてみます。 写真中央↓仁和寺の五重塔がみえていますよ。
そこからさらに少し上がると
↓「市内展望台 月香」があり、こちらで休憩できるようになっています。
↑奥のかすんでいる山並みが左から比叡山、大文字山、そしてさらに東山連邦が続きます。
そして手前の左の山の麓に仁和寺があり、右に双ヶ岡が続き、京都の町並みが広がっています。
五山の送り火のひとつ、大文字山が真っ正面ですから
8月16日の夜に此処に座って大文字の送り火を眺めてみたいものですね。
↓真ん中より少し右に京都タワーも白い棒状に見えますよ♪
市内展望台の跡は、今度は、散策路を下っていきます。
綺麗にお掃除され、又手入れされた散策路が気持ちが良いです。
途中の茶室「妙香庵」の案内です。
こちらは非公開のようです。 どんな茶室になっているのでしょうか。 拝見したいな。
どんどん散策路を下っていくと、出口近くに↓「大河内傳次郎記念館」があります。
↓こちらが大河内傳次郎さんです。 当たり役の丹下左膳ですね。
小学生の頃に声帯模写が盛んで、テレビやラジオで大河内傳次郎さんの「姓は丹下、名は左膳」の台詞を声帯模写でよく聴いていました。
見たこともない役者さんでしたが、癖のある独特の言い回しが今でもはっきりと耳に残って、大河内傳次郎さんの名前もしっかり覚えていたわけです。
こちらを訪問するようになって、ああ、あの役者さんか!って思った次第です。
こちらの大河内山荘を30年の歳月を掛けて創られたわけですね。
お帰りの際は、こちらへも足を伸ばしてくださいませ。
おしまい。